ケース

Entry No.6

スピード感を出して

<治療の概要>

上顎前歯の審美障害を治療した患者さんです。
全顎的にむし歯や欠損などの問題がありましたが、患者さんの希望で
先に前歯の審美補綴治療を行いました。
その後、包括的に矯正治療、インプラント、奥歯審美補綴治療を
行いました。

<患者さんの希望>

・まず、前歯の色、形を2か月半で治療して欲しい。
・これを機に全体的にきれいに治療したい。

<問題点>

・上顎両側中切歯に詰めたプラスチックの変色。
・上顎両側側切歯のプラスチック前装冠の変色。
・下顎前歯の叢生。
・左上7重度むし歯により予後不良。
・左上5、左下7、歯の欠損。
・その他、むしば、不良補綴物、2次むし歯あり。

<治療の提案>

全顎的に悪くなっているところを認めたので、包括的な
治療を提案しました。
むし歯、歯周病、感染根管治療の基本治療を行いながら、
患者さんの希望通り、上顎前歯から治療を行うことにしました。
その後、欠損治療として、部分矯正とインプラントをします。
最後に上顎前歯以外の審美修復治療をする順番にしました。

<実際の治療の流れ>

1.上顎両側側切歯の冠、土台を外して感染根管治療を行いました。
2.左上2は生物学的幅径を犯していたため、挺出をしました。
3.上顎6前歯の診断用ワックスアップを作成しました。
4.診断用プラスチックベニアを作成して、最終形態を模索しました。
5.左上2以外の上顎5前歯にラミネートベニアとオールセラミック
 クラウンを装着しました。
6.上下左8をそれぞれ7の位置に移動させる部分矯正を開始しました。
7.左上5にソケットリフトとインプラント埋入を行いました。
8.部分矯正を下顎前歯部まで伸ばし、叢生を改善しました。
9.最終修復物、補綴物としてオールセラミックの e-Max を
 使用しました。

10.最後に下顎のみデュアルホワイトニングを行いました。

ラミネートベニア

ベニア形成

ラミネートベニアは審美歯科の代表と言える治療です。
病気や機能を回復させるためにすることは稀で、
審美的な目的で行うことが多いです。
歯の色、形、表面性状、多少の位置、傾きまで審美的に変えられます。
今回は上顎中切歯、犬歯の計4本の色、形、性状を審美的にする
目的で行いました。
左上2は小矯正を行ったので、希望の2か月半では終わりませんでした。
それでも、きれいなプロビジョナルレストレーションを作成したため、
ご満足していただけました。

その後、小矯正による親知らずの牽引に移りました。
ラミネートベニア

セラミックインレー

ファイバーコア

セラミックインレーは象牙う蝕に対しての審美修復治療です。
セラミックインレーを大きな特徴は2つです。
1.2次むし歯になりにくいため、長期的安定を望める。
 その理由は接着とプラークのつきにくさです。
 セラミックは歯とぴったり接着するため、脱離、2次むし歯の
 リスクが低くなります。
 また、セラミックはつるつるの状態が持続するのでプラークの
 付着が非常に少ないと言えます。
2.色が、歯とおなじ歯冠色なため、自然な美しさを得られます。
今回も、インレー、クラウンをセラミックの e-Max で行いました。
1度紫の状態で試適をして、形態や咬み合わせ、適合をチェックします。
それから、クリススタライゼーションして、接着します。

部分矯正
審美歯科
昭和歯科医院 院長紹介 審美治療の症例 審美修復の種類 ホワイトニング マイクロスコープ 費用