ケース

Entry No.3

矯正 or ベニア?

<治療の概要>

上顎前歯の審美障害を治療した患者さんです。
上顎4前歯の幅径が小さいため、空隙ができていました。
上顎4本をラミネートベニアで修復することにより、
審美的なスマイルを獲得しました。

<患者さんの希望>

上顎前4歯に隙間があるので、治して欲しい。

<問題点>

・上顎両側側切歯が矮小歯で幅径が小さく、形態異常である。
・上顎両側中切歯が幅径が小さい形態である。
・1,2が原因で上顎前歯部に空隙ができ、審美障害をきたしている。

歯は全体的に天然歯で要治療歯はなく、むし歯、歯周病のリスク
ともに低い状態であった。

<治療の提案>

題名「矯正 or ベニア?」とあるように患者さんは最初、
矯正治療を視野に入れていました。
歯を動かして隙間を詰めるという当然の発想です。
しかし、今回は歯列矯正で審美的な結果を得るのは難しいと
説明しました。
なぜなら、隙間の原因が上顎4前歯の幅にあるからです。
なので、上顎4前歯をラミネートベニアで幅広くして、隙間を埋め、
審美的回復を図るプランをお勧めしました。

<実際の治療の流れ>

1.上顎4前歯の診断用ワックスアップを作成します。
 現在の歯の位置で隙間をなくすと4前歯の形がどうなるかを
 シュミレーションしました。
 歯冠の縦の長さと横幅の比は1:0.857で審美性を
 損なわないバランスと診断しました。
2.通法どおり形成用ジグを作成し、形成量を計測しながら、
 上顎4前歯のラミネートベニアの形成を行いました。
3.シリコン印象材にて印象採得を行いました。
4.e-Maxのラミネートベニアを作成し、レジンセメントにて
 唇側歯面に接着しました。

ラミネートベニア

ベニア形成

ラミネートベニアは審美歯科の代表と言える治療です。
病気や機能を回復させるためにすることは稀で、
審美的な目的で行うことが多いです。
歯の色、形、表面性状、多少の位置、傾きまで審美的に変えられます。
今回は上顎前歯4本の形、表面性状を審美的に行う目的で行いました。
まずは診断用ワックスアップを行います。
目的は最終ゴールの設定とエナメル質の削合量の確認です。
ラミネートベニアの厚みが0.5~0.7mmになるように形成します。
ラミネートべニアはレジンセメントで接着することにより、
エナメル質と強固にくっ付き、一体化します。

ホワイトニング
審美歯科
昭和歯科医院 院長紹介 審美治療の症例 審美修復の種類 ホワイトニング マイクロスコープ 費用